ワイン用語 2015.11.21

ブルゴーニュ Bourgogne

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コート・ド・ニュイというピノノワール最上の産地とコート・ド・ボーヌというシャルドネの最上の産地で構成されるコート・ドール(黄金の丘)を中心に辛口のシャルドネを産するシャブリ、コート・シャロネーズ、マコネ、若干スタイルを異にするボジョレーと傑出した多様なワイン産地を抱える地方。

コート・ドール Côte d'Or
北のマルサネから南のサントネまで50kmに及ぶ南東向き斜面の連なりで、ピノノワールの銘醸地であるコート・ド・ニュイ、シャルドネの最上の畑を有する南のコート・ド・ボーヌの2地域に大別される。この地域の区画ごとの格付けは世界中で最も緻密で、それぞれの小区画を複数の生産者で分割しているため、エチケットに表示されている情報を読み取るには知識、経験を要する。格付けは200年以上前に行われたものを基礎に4つの階級、それぞれグラン・クリュ、プルミエ・クリュ、村名、地方名と分けられている。最高の格付けグラン・クリュは現在約30あり、その多くがコート・ド・ニュイに点在している。プルミエ・クリュは622もあり、なかにはムルソー・ペリエールやレザムルーズ、クロ・サン・ジャックなどグラン・クリュと同等の扱いを受けるものなど歴然とした優劣が存在する。村名ワインは地域ごとの味わいの特性を表現している。特定の葡萄畑名が添えられていることもあり、格付けはされていないが、造り手によってはプルミエ・クリュと並ぶ品質にもなり得る。最後にリージョナルと呼ばれる地方名ワインがある。主に国道N74号線の東側低地の区画で栽培される葡萄から造られ、エチケットにはブルゴーニュとのみ表示されている。品質としては最も格下だが、秀逸な生産者のものは充分に魅惑的であり、同時に大変お買い得。また「オート・コート=丘の上」の表示があるワインは主に斜面上部の格付けのされていない区画から造られたものを指す。その他ガメイとピノ・ノワールの混醸、パストゥグラン、アリゴテの白や、混醸による格下グラン・オルディネールなどもある。スパークリングもクレマン・ド・ブルゴーニュが用意されており、品種はモノ・セパージュを基本としているが幅と奥行きを兼ね備えたワインのラインナップは愛好家の興味を引き続けている。しかれどもブルゴーニュ・ワインの区画畑や村の特性の重要性は否定できないが、それ以上に造り手で選ぶべきである。

コート・ド・ニュイCôte de Nuits
コート・ドールのうちでも北に位置し、マルサネからニュイ・サン・ジョルジュまでの20kmに及ぶワイン性産地。多くは赤ワイン、ピノノワールの銘酒が造り出されているが、少量の白ワインにも個性的なものが多く見逃せない。

マルサネ Marssannay
フィサン Fixin
ジュブレ・シャンベルタン Gevrey Chambertin
モレ・サン・ドニ Morey-St-Denis
シャンボール・ミュジニー Chambolle-Musigny
ヴージョ Vougeot
ヴォーヌ・ロマネ Vosne-Romanee
ニュイ・サン・ジョルジュ Nuits-St-Georges

コート・ド・ボーヌ Côte de Beaune
白ワインの最高の銘醸地であるが、コート・ド・ニュイに比較して多くの赤ワインも造られている。またブルゴーニュの中心市街であるボーヌには多くの大手ネゴシアンが拠点を置き、有名なチャリティー・ワイン・オークション、オスピス・ド・ボーヌが毎年11月に開催される。

ラドワ・セリニィ Ladoix-Serrigny
アロース・コルトン Aloxe-Corton
ペルナン・ベルジュレス Pernand-Vergelesses
サヴィニー・レ・ボーヌ Savigny-Les-Beaune
ショレイ・レ・ボーヌ Chorey-Les-Beaune
ボーヌ Beaune
ポマール Pommard
ヴォルネイ Volnay
モンテリー Monthelie
オーセイ・デュレス Auxey-Duresses
サン・ロマン St-Romain
ムルソー Meursault
ピュリニー・モンラッシェ Puligny-Montrachet
シャサーニュ・モンラッシェ Chassagne-Montrachet
サン・トーバン St-Aubin
サントネ Santenay
マランジュ Maranges

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