ワイン用語 2015.11.21

シャンパーニュ Champagne

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シャンパーニュ地方はフランス北東部に位置する発泡ワイン世界最高の銘醸地である。フランス国内のワイン産地では最北限となる。シャンパーニュとスパークリング・ワインの違いは?という質問があるが、これはフランスのワイン法で定義されたシャンパーニュ地方で造られた発泡性ワインは他のいかなるものとも違うという基本認識が全て答えてくれる。つまりスパークリング・ワインの世界はシャンパーニュとそれ以外で区別されている。
ランスを中心としたモンターニュ・ド・ランス
ヴァレ・ド・ラ・マルヌ
コート・デ・ブラン
の三地域が生産量の大半を占め、優れたブランドを産み出しているが、黒葡萄を中心とした南側のオーブや地方全域に畑は点在している。葡萄品種はピノ・ノワール、シャルドネ、ピノ・ムニエを基本とし、これは世界中で真似されている。
その他アルバンヌ、プティ・メリエ、ピノ・ブラン、ピノ・グリ、アンフュメは少量ではあるが古代品種と呼ばれ今も栽培されている。
また、スパークリング・ワインの他、赤、白の非発泡性ワイン、コトー・ド・シャンプノワ、甘口のラタフィア・ド・シャンパーニュ、蒸留酒であるマール・ド・シャンパーニュなども造り出されている。
シャンパーニュの格付けは村毎に制定されており、グラン・クリュを頂点とした「エシャル・ド・クリュ=段階格付け」がある。年ごとに決められる葡萄の指標価格を100としてグラン・クリュは100%、プルミエ・クリュは90~99%、それ以外の畑は80%という古くからの取引相場があり、個々の契約や見直しの動きもあるが、この制度は今も強く残っている。シャンパーニュは多くの人のワインへの入り口であり、ワインを知る人が最後に辿り着くワインでもある。

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