ワイナリー 2015.11.19

パトリック・ピウズ Patrick Piuze

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パトリック・ピウズ PATRICK PIUZE
産地:フランス シャブリ Chablis,France

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パトリック・ピウズ氏は、1973 年カナダのケベックで、ワイン造りとは
全く無縁の家系に生まれました。
ある日、ローヌのミシェル・シャプティエ氏の兄であるマーク・シャプティエ氏との出会いによって、彼の人生に大きな転機がもたらされることとなります。
シャプティエ氏にインスパイアされ、彼のバックアップのもと、世界中 を旅し、オーストラリア、南アフリカ、イスラエル等の様々なワイナリーでワイン造りの修行を積みます。そして 1997 年に帰国後、モントリオールの中心街に『ピノノワール』という名のワ インバーを開業。その当時、彼の自宅にホームステイしながら、バーの手伝いをしていたフランス人女性の留 学生の一人が、ブルゴーニュのオリヴィエ・ルフレーヴ氏の愛娘の親友であることが判明。熱望していたワイン造りの修行を再開するべく、彼女を介して 2000 年夏にバックパック 一つでルフレーヴ氏のもとを訪ね渡仏。当初 2 週間だけの滞在 予定だったのだが、ルフレーヴ氏に引き留められ、結局 4 年間 在籍し、シャブリ部門の醸造長にまで抜擢された。この間にボー ヌのCFPPAで醸造学を学ぶ。才能を爆発的に開花させ た彼は、その後も進化を続け、実力が知れ渡るようになり、 2004 年にはヴェルジェ、2005~2007 年にはシャブリのジャン・マルク・ブロカールの醸造長を務めました。
そして 2008 年 7 月、これまでの華々しい実績を引提げ、自らのメゾン『パトリック・ピウズ』を設立。 彼のワイン造りは、いくつかの畑はメタヤージュ契約で自ら栽培。その他の畑も積極的に栽培に参加してグロワ ーとの関係を密接にし、彼らと長期にわたる信頼を築き、高樹齢の最良の区画からなるクオリティの高い葡萄の 確保が可能となっています。
ワインはシャブリのテロワール毎の個性を表現する事を最も重 視し、村名4種類(テロワール毎)、プルミエ・クリュ11種類、 グラン・クリュ6種類を生産しています。村名からグラン・クリュまで全アイテム蝋キャップを採用。

現在僅か7ヴィンテージのリリースですが、欧米を中心にシャブリという産地の若手生産者の旗手として注目を浴びています。ナチュラルな塩味、洗練された柑橘系の酸、非の打ちどころのないバランスはカナダ人の彼をして”シャブリ”のイメージに最も近いワイン造りを実現しています。

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Chablis Terroirs de Courgis
品種:シャルドネ 100% 畑:シャブリ地区クルギス(シャブリの中では最も南西に位置する) 土壌:粘土と石灰岩の混じったキンメリジャン土壌
栽培面積:1.8ha 醸造:空力圧搾を行い、酵母や酵素は使用せず、ステンレスタンク内で 3 ヵ月間の発酵 (スキンコンタクトや醸しは行わない)。また、ルモンタージュもしない。最後に軽く珪藻土 濾過を行う。

Chablis Terroirs de Fyé
品種:シャルドネ 100%
畑:1級格付けのヴァイヨンの上部
土壌:粘土と石灰岩の混じったキンメリジャン土壌 醸造:空力圧搾を行い、酵母や酵素は使用せず、初めはステンレスタンク内で 3 カ月間 のアルコール発酵、その後 6 年ものの木樽に移して発酵・熟成(スキンコンタクトや醸しは 行わない)。また、ルモンタージュもしない。最後に軽く珪藻土濾過を行う。

Chablis 1er Cru Vaillon les Minots
品種:シャルドネ 100%
畑:1級格付けのヴァイヨンの上部
土壌:粘土と石灰岩の混じったキンメリジャン土壌
栽培面積:0.7ha
醸造:空力圧搾を行い、酵母や酵素は使用せず、3 カ月間のアルコール発酵の後、6-8 年ものの木樽に移して発酵・熟成(スキンコンタクトや醸しは行わない)。また、ルモンター ジュもしない。最後に軽く珪藻土濾過を行う。

Chablis 1er Cru Butteaux
セパージュ:シャルドネ 100%
畑:1級格付けのビュトー、ラブノーの畑の隣
栽培面積:0.28ha
醸造:空力圧搾を行い、酵母や酵素は使用せず、3 カ月間のアルコール発酵ののち、木 樽に移して 6 年~8 年ものの木樽内で発酵・熟成(スキンコンタクトや醸しは行わない)。 また、ルモンタージュもしない。最後に軽く珪藻土濾過を行う。

Chablis Grand Cru Bougros
セパージュ:シャルドネ 100%
畑:特級格付けのブーグロの畑
土壌:粘土と石灰岩の混じったキンメリジャン土壌
栽培面積:0.3ha
醸造:空力圧搾を行い、酵母や酵素は使用せず、3 カ月間のアルコール発酵とその後 6 年~8 年もの木樽内で発酵・熟成を行う。(スキンコンタクトは行わない)。また、ルモンタ ージュもしない。最後に軽く珪藻土濾過を行う。

Chablis Grand Cru Les Clos
セパージュ:シャルドネ 100%
畑:特級のレ・クロの畑 南西側
土壌:粘土と石灰岩の混じったキンメリジャン土壌
栽培面積:0.18ha
醸造:空力圧搾を行い、酵母や酵素は使用せず、樽内で 6 ヶ月間発酵させる(スキン コンタクトや醸しは行わない)。また、ルモンタージュもしない。最後に軽く珪藻土濾過を行 う。

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シャブリ・テロワール・ド・フィエ2014

(パトリック・ピウズ)

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テイスター: 田中克幸

シャブリ以外何者でもないフリンティなミネラルとフェンネルのような甘く涼しげな香り。しっかりと舌を掴んでしみ込む独特の酸。少々キメが粗い硬質な質感。焼いた子牛や鶏ムネ肉に白ワイン&ハーブのソースがすぐに思い浮かぶ。2015/10/8

評価:★★★+

テイスター: 宮地英典

クルギスがステンレスタンクなのに対し、バリックを3割程度使用していると聞いて納得。現段階でクルギス以上の調和、バランスを持っている。じんわりと静かながら明るくふくよかな果実味にバリックが適切な輪郭をもたらしている。2015/10/8

評価:★★★★

シャブリ・テロワール・ド・クルギス2014

(パトリック・ピウズ)

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テイスター: 田中克幸

真面目で内向的なシャブリらしさと共に、ソフトで明るい、トロピカルと言っても過言ではない果実味と備えた、案外とカジュアルな、丸みを帯びたワイン。このある種の中庸さはグラスワインとして多くの人に受け入れられるはず。2015/10/8

評価:★★★

テイスター: 宮地英典

硬質で辛口、ミネラリー。シャブリに期待する要素が丁寧に配置されている安心感のあるワイン。シャブリらしさを語らいながら友人と飲みたい。 ヴィンテージが若いため、果実のふくよかさが居所を探しているように感じるが、もう少し時間が経てば調和してくることが伺える。2015/10/8

評価:★★★★

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