スモールフライ ワインズ Small Fly Wines
産地:オーストラリア Barossa Valley,Australia
2005年設立。年産 1,600ケース。 オーナーワインメーカー/ウェイン・アーレンズ
ワイナリーは南オーストラリア州のバロッサヴァレー。設立が2005年と若いワイナリーですが、Ahrens 家は5世代にわたりブドウを栽培してきた歴史を持っています。
ヴィンヤードはバロッサ北部のヴァインヴェール (18haに樹齢125年を超えるものを含む Shiraz, Grenache,
Mataro/Monastrell, Carignan, Cabernet, Cinsalt, Riesling, Semillon, Temprenillo, Graciano,
Bastardo, Marsanne, Rousanne など) と標高450m ほどのハイイーデンに (12ha ,Cabernet, Riesling,
Shiraz, Viognier, Marsanne, Mataro/Monastrell )にあり、バイオダイナミックの認証を取得しています。
Smallfry は2010年にJames Halliday/Australian Wine Companion においてOne of Ten Dark Horses
またMax Allen にThe future Maker に選ばれており今後の活躍が期待されます。
タンジェリンドリーム2015
(スモールフライ)

冷 ○ ○ ● 温
柔 ○ ● ○ 固
低 ○ ● ○ 高
小 ○ ● ○ 大
集 ● ○ ○ 拡
縦 ○ ○ ● 横
テイスター: 田中克幸
オレンジワインの堅牢な構造と求心性がありながら過剰な苦みも酸化風味もなく、クリーンなフルーティさとの調和が見事。若干のタンニンが必要だが赤ワインの風味は不要という時にはこのワインだ。2015/10/8
テイスター: 宮地英典
奥行きのある色合い同様、暖かくほっとさせてくれるワイン。 オレンジワインのビターさもほどよく調和がとれている。液体に複雑に 溶け込んでいる多様な要素はその時々、向き合う人によって様々な側面を見せてくれるおもちゃ箱のようなファインワイン。2015/10/8
サンソー・グルナッシュ・ロゼ2015
(スモールフライ)

冷 ○ ○ ● 温
柔 ● ○ ○ 固
低 ○ ○ ● 高
小 ○ ● ○ 大
集 ● ○ ○ 拡
縦 ○ ○ ● 横
テイスター: 田中克幸
ピュアでチャーミングなストロベリージャム的な果実味が広がる、素直においしいワイン。柔らかくてリズミカルな酸。さりげない力が支える、気配を大きく広げる余韻もいい。2015/10/8
ステラルナ2015
(スモールフライ)

冷 ○ ● ○ 温
柔 ● ○ ○ 固
低 ○ ● ○ 高
小 ○ ● ○ 大
集 ● ○ ○ 拡
縦 ○ ● ○ 横
テイスター: 田中克幸
軽やかな黒系果実味とスッキリした香りとやさしいタンニンと低いがビビッドな酸の見事な構成。多様なエネルギーがそのまま閉じ込められた複雑性が、分かりやすいおいしさの中にさりげなく感じられる。2015/10/8
バロッサ・ジョベン2015
(スモールフライ)

冷 ○ ○ ● 温
柔 ● ○ ○ 固
低 ○ ● ○ 高
小 ○ ● ○ 大
集 ● ○ ○ 拡
縦 ○ ● ○ 横
テイスター: 田中克幸
粒が大きめのタンニンと低い酸と太く甘い果実味の、ワイルドさを秘めた味わい。甘苦くリッチな香り。興味深い複雑さを秘めているが、現在では暴れた印象があるため、2年ほど熟成させたい。2015/10/8
テイスター: 宮地英典
多様な品種の個性が複雑に絡まり合い力強いキャラクター。オレンジワインほどの驚きは感じないがこちらも相反する要素、様々な表情を一口づつに垣間見せてくれる。2015/10/8
シュルーブズ・ガーデン2011
(スモールフライ)

冷 ○ ● ○ 温
柔 ○ ○ ● 固
低 ● ○ ○ 高
小 ○ ● ○ 大
集 ○ ○ ● 拡
縦 ● ○ ○ 横
テイスター: 田中克幸
ダークでシリアスな性格。厳しさのある粒が大きめのタンニン。高めの酸。ユーカリやミントのアクセントのある、上に昇る香り。少々の苦みを伴う長い余韻。
バロッサ・リースリング2015
(スモールフライ)
冷 ○ ○ ● 温
柔 ● ○ ○ 固
低 ● ○ ○ 高
小 ○ ● ○ 大
集 ○ ○ ● 拡
縦 ○ ○ ● 横
テイスター: 田中克幸
リースリングならではのシリアスさももちろんあるが、この品種としては極めて例外的にやさしく、ジューシーでフルーティなワイン。日本料理店で扱うべきリースリングのひとつの代表たりえる。2015/10/8
評価:★★★★
テイスター: 宮地英典
リースリングにしては明るく外交的なキャラクター。 じんわりと柔らかなタッチとほのかな残糖も輪郭のある酸が引き締める。 幅広く活躍の場があるワイン。昼の暖かな日差しのなかでもレストランでも。2015/10/8
評価:★★★★