シャルロパン・ティシエ Charlopin Tissier
産地:フランス ブルゴーニュ Bourgogne,France
france
ブルゴーニュの愛好家であれば、数年前に市場を湧かせたデヴィッド・クラークDavid Clarkというイギリス人醸造家をご存知でしょうか?クリストフ・ルーミエから譲られたACブルゴーニュの区画などを取得。1級畑は持たないまでも、パストゥグランを始めとして、アペラシオンのイメージを超える秀逸なワインをリリースしながら、徐々に優良な区画に手を広げていった生産者でしたが、ワイン生産を取りやめる決断をしました。
シャルロパン・ティシエはシャルロパン・パリゾで白ワインの醸造責任者を努めていたヤン・シャルロパン氏(フィリップ・シャルロパンの息子)がティシエ家(奥様ジュスティン・ティシエの実家)の協力を得て2014年にデヴィッド・クラークの所有する区画を取得し設立した3haという小規模の新しいドメーヌです。
マルサネ・ラ・モンターニュ2013
(シャルロパン・ティシエ)
冷 ● ○ ○ 温
柔 ○ ○ ● 固
低 ○ ○ ● 高
小 ○ ● ○ 大
集 ○ ○ ● 拡
縦 ○ ○ ● 横
テイスター: 田中克幸
がっちりとして無口でナーバスな、涼しい年のブルゴーニュ北部ならではの内向的な性格。太いタンニンと暗く土っぽいミネラル感と固い酸の組み合わせの、存在感の強い、通なワイン。2015/10/8
評価:★★★
テイスター: 宮地英典
堅牢な酸とタンニンの構造。固さと厚みのあるブルゴーニュ。赤というよりは黒系の果実味。始めに感じる固さはグラスのなかで徐々にほぐれ、まとまっていく。ゆっくりと休日に楽しむに適す上質で安定感のあるピノ・ノワール。2015/10/8
評価:★★★+