ワイナリー 2015.11.17

アガット・ブルサン Agathe Bursin

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アガット・ブルサン  Agathe Bursin
産地:フランス アルザス Alsace,France

フランス

【歴史】
アルザスの中央、コルマールより南西に程近いウェスタルテンに拠点を持ち、約 6ha(グランクリュ3ha)を所有する女性生産者。1890年、曽祖父母の代からブドウ
栽培をしており、協同組合にブドウを売る等して畑を所有していましたが、4代目に
あたるアガット・ブルサンが2003年より、栽培、醸造まで手掛け、手塩に掛けたワイ
ン造りを行っています。協同組合で勤める叔父に付き添い、幼い頃から畑やカーヴ
に出入りしていた為、ワイン生産者となった事はとても自然な流れであり、友人も生
産者が多いといいます。とてつもない急斜面な畑の為、ほぼ手作業での畑仕事。
容易な事ではないものの、生き生きと畑と向き合うアガットの姿はワインの印象その
ものでもあり、チャーミングで明るく、芯のしっかり通ったワインを造りだしています。
【畑】
アルザス、グランクリュの中でも群を抜いて標高の高いツィンコップレを中心に、そ
れぞれ土壌の異なる4区画を、化学肥料や除草剤、農薬に頼らない管理にて栽培をしています。標高300m以上の土壌は、主に“グレ・ローズ”というほんのりピンク色をした石と、“カリケール”という白い岩の石灰質土壌の断層からなっており、標高
が高くなるにつれて石灰質の比率が高くなります。樹齢は畑ごとに様々で、若木は
6,7年のものから最も古いものは100年を越える樹もあり、樹齢や品種、土壌ごとに
栽培方法を少しずつ変えるという、正に『ブドウと対話』をして、栽培しているといえます。
【醸造】
収穫をしながら粒ごとに選果をし、優しくプレス、温度管理のできるステンレスタンクで天然酵母にて発酵を待ちます。24ヶ月かけて澱が落ち着いたら、清澄、濾過もなく瓶詰めします。SO2は瓶詰時に少量を入れるのみで、醸造時にも添加しません。

エミネンス(シルヴァネール ツィンコップレ)Eminence (Sylvaner à Zinnkoepflé)
1980年代、ツィンコップレが特級畑に制定される前から植えられていた樹齢60~70年の、シルヴァネール100%。制定時より、シルヴァネールはグランクリュに認可されない品種の為抜いてしまう生産者の多い中、先祖代々より受け継いできた樹を大切にしています。南東向きで朝から日光を浴びて育ち、石灰質の多い土壌からは、果実味も高い上、複雑な味わいを持つシルヴァネールが造られます。残糖25g

エミネンス2013

(アガット・ブルサン)

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テイスター: 田中克幸

明らかにグラン・クリュのスケール感と存在感。シルヴァネールの実力を再認識させる傑出した品質。まろやかなフルーティさが外に向かってダイナミックなエネルギーを伝え、内面にはかっちりとしたミネラルが垂直的な柱を立て、甘さは強めだがバランスがよい

評価:★★★★+

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