ヴェルズネイのシャンパーニュ・メゾン、ジャニソン・エ・フィスの現当主マニュエル・ジャニソンさんを迎えてのメーカーズ・ディナーを代々木上原のイル・プレージョさんで開催しました。ジャニソンの6つのキュベの特徴を岩坪シェフがとらえ、ひとつひとつ丁寧にマリア...
Column
LOVE ROSE試飲会
LOVE ROSEは2011年に発足した「ロゼワインが日本でもっと飲まれればいいのに!」という団体です。詳しくはホームページをご参照のほど。フランスでは現在ロゼワインのシェアが3割、イギリスでは2000年からの10年で7.6倍とワインの成熟市場ではロ...
シャンドン・ド・ブリアイユ・メーカーズ・ディナー後記
2016年5月23日、ブルゴーニュ、サヴィニー・レ・ボーヌのシャンドン・ド・ブリアイユの現当主フランソワ・ド・ニコライ伯爵を招いてのメーカーズ・ディナーを開催しました。場所は私のホーム・グラウンドshibuya-bed。尾崎牛をフランソワさんに召し上...
アルト・アディジェのピノ・ビアンコ ナルス・マルグライド
2016年4月、ヴィニタリー訪問の後に向かったワイン産地は北イタリア、アルト・アディジェ。現在イタリアの全ワイン生産の1%という小さな規模のこの州のワインは日本のイタリアワインブームのなかでなかなか注目を浴びずにここまで来ているように思います。白ワイ...
ワインを巡る旅~ブルゴーニュ編~
先日デパートのワイン売場で新しいドメーヌのアリゴテとACブルゴーニュを試飲販売しているのを見かけた。なかなかおいしいワインだった。しかし値段を見て驚いた。5ケタだ。ブルゴーニュはもはや手の届かないワインになってしまった、と、改めて思った。 値段に関...
【ブルゴーニュ】オーガニックの老舗 ジャン・ジャヴィリエ
※「うちはお金がないから7ヘクタールの畑を身内の3人で面倒を見る。正直、大変だ。本当なら4人は必要なんだ。オーガニックはお金がかかるし、リスクも大きいから、小規模生産者には厳しい。瓶だってラベルだって小ロット発注になるから割高」と、苦労話を語る、アラ...
【ブルゴーニュ】シャサーニュの赤の可能性 ブリュノ・コラン
※セラーに貼ってあったシャサーニュの地図。赤くマークしてあるところが彼らの区画だ。村名赤ワインは8か所に点在する区画のブドウのブレンド。一級ワインよりこの村名ワインのほうが多面性がある味なのは、それが理由だろう。畑は正しい形でブレンドしたほうが、むや...
【ブルゴーニュ】若きビオディナミ生産者 ルノー・ボワイエ
※ルノー・ボワイエさん。日本からの訪問者も多いらしく、「日本人はヴァン・ナチュールにとても理解がある」とのこと。ルノー・ボワイエ 2005年初ヴィンテージの比較的新しいドメーヌ。エコセール認証オーガニック、亜硫酸無添加の、最近よく耳にする...
【ブルゴーニュ】ピュリニーのリージョナル アンヌ・バヴァール・ブルックス
※ドメーヌの斜め前にある、ラ・コンブ畑。彼らの区画は12畝のみ。10月に鋤き込み、4月に鋤き返し、再び7月に行う。地域名の畑だから平地で、「粘土が多く、排水が悪く、すぐに水が出てくる」。しかし石灰が多く、土の色はまさにピュリニー的で白っぽい。ピュリニ...
【ブルゴーニュ】ビオディナミの実践者 レミ・ジョバール
※ムルソー村にあるドメーヌ・レミ・ジョバール。こちらは自宅兼セラーで、新しいオフィスは道を挟んだ反対側にある。レミ・ジョバール (ムルソー) 最近のブルゴーニュはずいぶんと味がナチュラルになってきた。妙なえぐみやひっかかりのない、繊細なデ...