田中 克幸

トレントの地に足の着いたワイナリー マルコ・ドナーティ

2015 10 オーストリア 194
※ワイナリーの前にあるラグレインの畑。樹齢は65年を超える。仕立てはペルゴラ・トレンティーノで、主枝を両側に伸ばす。株密度はヘクタール当たり700本、収量は9トン。摘房するのではなく、房の下側を切り取るグリーン・ハーヴェスト。その作業にはヘクタール当...
コラム 田中 克幸

中道のビオディナミ マニンコール

2015 10 オーストリア 173
※ボルツァーノから南に下り、カルテルン湖の手前にくると、左手にマニンコールの大きなサインが見える。湖は景勝地として名高く、周辺にはホテルも多いため、ワイナリーには観光客も多く訪れる。 オーストリア貴族ヒエロムニス・マニンコールが1608年に皇帝から土...
コラム 田中 克幸

マンツォーニ・ビアンコの可能性 ヴィナイオーロ・ファンティ

2015 10 オーストリア 150
 トレンティーノのラヴィスの北、小村プレッサーノの裏道、ワイナリーがあるとは想像できないような場所に居を構える、所有畑4ヘクタールの小さな生産者。1991年が初ヴィンテージと比較的新しい。ここはチェスコーニやフォラドーリ等計10ワイナリーで構成するか...
コラム 田中 克幸

ワインを巡る旅~コルシカ編~

コルシカ 057
パリの地下鉄のホームでよくコルシカ観光の宣伝を目にする。手軽なヴァカンスの行先としてコルシカはポピュラーな存在だ。天気がいいし、自然が豊かだし、ナポレオンの生家と美術館もあるし、一度は行くべきところだろうとは思うが、日本からあえてコルシカに行く人は少...
コラム 田中 克幸

サルテーヌの洗練性 サンタルメテュ

Corsica 059
※当主のジル・スロワンさん。1964年に彼の父と祖父によって創業されたワイナリーを1996年に引き継ぐ。 玄関を入って挨拶するやいなや、「どうしてここに来たのか。うちは本とかに登場するようなワイナリーではないのに、どこで知ったのか」と、二代目となるジ...
コラム 田中 克幸

ようやく日本上陸!最上のアジャクシオ ドメーヌ・ア・ペラッチア

Corsica 036
 2008年に退役軍人のローラン・コスタさんが設立したオーガニックのワイナリー、ドメーヌ・ア・ペラッチア。昨年コルシカに来たとき最も印象に残った生産者だった。当時は日本では誰も知らない存在で、次に飲めるのはいつになることかと思ったが、今では日本にも輸...
コラム 田中 克幸

シャスラーを考える Terravin、Lauriers de Platine審査会に参加して

スイス 201511 084
 スイスはなにに関しても独自の路線を行く国だ。外の風がどう吹こうと、己の行くべき道を自覚している。その道を行く手段を持っている。己の強みがなにかを自覚している。その強みを恒常的に再生産するすべを知っている。 スイスワインの魅力は、他の何ものにも似よう...
コラム 田中 克幸

ワインを巡る旅~ブルゴーニュ編~

DSC00164
 先日デパートのワイン売場で新しいドメーヌのアリゴテとACブルゴーニュを試飲販売しているのを見かけた。なかなかおいしいワインだった。しかし値段を見て驚いた。5ケタだ。ブルゴーニュはもはや手の届かないワインになってしまった、と、改めて思った。 値段に関...
特集 田中 克幸

【ブルゴーニュ】オーガニックの老舗 ジャン・ジャヴィリエ

DSC00128
※「うちはお金がないから7ヘクタールの畑を身内の3人で面倒を見る。正直、大変だ。本当なら4人は必要なんだ。オーガニックはお金がかかるし、リスクも大きいから、小規模生産者には厳しい。瓶だってラベルだって小ロット発注になるから割高」と、苦労話を語る、アラ...
特集 田中 克幸

【ブルゴーニュ】シャサーニュの赤の可能性 ブリュノ・コラン

DSC00122
※セラーに貼ってあったシャサーニュの地図。赤くマークしてあるところが彼らの区画だ。村名赤ワインは8か所に点在する区画のブドウのブレンド。一級ワインよりこの村名ワインのほうが多面性がある味なのは、それが理由だろう。畑は正しい形でブレンドしたほうが、むや...
特集 田中 克幸