アルザス Domaine Leipp-Leinninger バールの町の中心部にあるドメーヌ。キルシュベルグ・ド・バール、ゾッツェンベルグ、ウィーベルスベルグのみっつのグラン・クリュを所有する。 2010年からオーガニックを始めており、自然なワイン造りに対して意識が高い。同じように考える若手生産者との交流も... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫
アルザス Boeckel ▲五代目となるジャン・ダニエル・ボエケルさん。 戦争中に爆撃を免れ、古のアルザスの趣をそのままに残すミッテルベルグハイム村。ここで1853年に創業され、23ヘクタールの畑を有する生産者がボエケルだ。創業時にはネゴシアンであり、「村の人からブドウを買... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫
アルザス Domaine Schlegel Boeglin ▲なだらかなフォルブルグの丘。フォルブルグ2ha、ツィンコッフレ2haのグラン・クリュを含む、計13haを所有。 フォルブルグは南向きから東向きへとL字型をしている、73・61ヘクタールの大きなグラン・クリュである。アルザス委員会のホームページでフ... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫
アルザス Domaine Heywang ▲ハイリゲンシュタイン村の中にあるドメーヌ・ヘイワングの外観。 他の村のある生産者が、「おいしくもないのに誰もが最近欲しがるから商売のためにしかたなく買いブドウで作っている」と苦々しく語っていた、クレヴネル・ド・ハイリゲンシュタイン。おいしくないば... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫
アルザス Maison Lissner ▲ピアノを弾く当主のブルーノ・シュローゲルさん。 アルテンベルグ・ド・ヴォルクスハイムのリーダーと言っていいドメーヌである。実際、当主ブルーノ・シュローゲルさんはヴォルクスハイム村の栽培家組合会長だ。オーガニック栽培を実践するアグロノミストにして公... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫
アルザス、Domaine de l'Envol ▲ドメーヌを切り盛りする若いオーナー、左からラファエル(31歳)、カトリーヌ(28歳)、ダニエル(25歳) 2016年8月に誕生したばかりの新しいドメーヌ。ドメーヌ・ヒルジンガーの娘カトリーヌ・ヒルジンガーが、メゾン・フロイデンライヒの息子ラフェエ... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫
アルザス Domaine Louis Scherb ▲遠くからでも目立つドメーヌの外観。 グベルシュヴィール村からゴルデールの丘を見上げると、右上に大きな家が見える。それがルイ・シェルブのドメーヌだ。訪問中もひっきりなしにお客さんが入ってくる。オフシーズンでこれなら、ヴァカンス時期ならさぞ人気のワイ... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫
アルザス Domaine Gueth ▲ドメーヌ・ゲットの醸造所外観 ジュラ紀石灰岩地質のグラン・クリュ、ゴルデールの丘最上部に区画を有するドメーヌである。現当主ジャン・クロード・ゲットの父親は、1982年にアルザスで最初にステンレスタンクによる発酵・熟成を行ったひとり。また空気圧圧搾... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫
アルザス Domaine Dischler ▲ドメーヌ・ディシュレールの外観。いたって普通の農家。 アルテンベルグ・ド・ヴォルクスハイムの生産者である。所有畑面積は11・5ヘクタールと、ある程度大きなドメーヌだが、別に有名でもなんでもない。特別なこともしていない。栽培も普通のリュット・レゾネ... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫
アルザス2017年冬の取材 2017年の冬、アルザス・グラン・クリュに対する理解を深め、最新の状況を知り、また偉大な2015年ヴィンテージのワインをテイスティングするべく、アルザスでいくつかのワイナリーを訪ねてきた。 よく言われるように、アルザスは複雑な産地である。品種とテ... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫
ジャパン・ワイン・チャレンジ2017 8月15日、16日、17日の3日間、ワインの審査会であるジャパン・ワイン・チャレンジ2017が行われました。私は今年も副審査委員長を務めさせていただきました。 今回は数多くの外国からの審査員が招聘されました。今までは外国人の大半は有名人であり、テ... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫
スイスワイン試飲会 日本橋の杉山商事で、彼らが輸入する一連の「やまきゅういちスイスワイン」をテイスティングする機会がありました。 スイスにはいろいろな品種があり、細かいことを言っているときりがありませんが、なんといっても白のシャスラーと赤のピノ・ノワールは基本中の基本... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫
「夏こそローヌワイン」試飲会 フランソワ・ヴィラール、ピエール・ガイヤール、ジャンヌ・ガイヤール、イヴ・キュイユロン、コンビエ、ジャン・ミシェル・ジュラン等、おなじみの名前のワインが一堂に会した試飲会が、7月6日、麻布十番のnakatoで行われました。 タイトルは、「夏こそロー... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫
シャンパーニュ・マルゲが一位に! シャンパーニュ・マルゲのブノワ・マルゲさんからメールが届き、開けてみると大変におもしろいニュースが書かれていました。それによると、先月ドイツのミュンヘンにあるワインバーGRAPPES主催のシャンパーニュのコンペティションがあったようです。 とてもユ... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫
ジェラール・ベルトランの新プロジェクト、「生物的多様性センター」 ジェラール・ベルトランのもうひとつの新プロジェクトが、「生物的多様性センター」。すでにラ・クラープの近くの広大な平地で計画が進行中です。そこはもともと別の有名ワイナリーがあったところで、今でも巨大な醸造所が残っています。 本当に巨大な土地で、中に入... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫
ジェラール・ベルトランの新しいエステート ▲Chateau des Deux Rocsからの眺め。クリュ・アペラシオンになるというのに、まだほとんど開墾されていない土地が延々と続く。 ラングドックのビオディナミ生産者ジェラール・ベルトランがCabrieresの地に新しく二つのエステート、Do... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫
プリオラート プリオラートはリオハと並ぶスペイン最上級格付け、DOQの産地です。両者はずいぶんと異なり、19世紀以来の名声が連綿として続く産地リオハと比べ、プリオラートは新興産地と言っていい存在です。中世にはスカラ・デイ修道院によるワイン造りが行われていたとはい... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫
ニューワールド・リースリング アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの優れた白ワインといえば、シャルドネとソーヴィニヨン・ブランだけ、という時代ではもはやありません。英語圏での近年のリースリング・ブームを反映し、リースリングの質がどんどんと向上している印象です。 暑苦しいと... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫
スペイン、シェリー試飲会 アンダルシア州農産物の展示会で見つけたおいしいワインを紹介します。 スティルワインもそれなりに並んでいましたが、どうも薄くてアルコールが高くて平板な印象で、それはパス。もちろんアンダルシア州といえば、シェリーです。ですから私にとってそれは、シェリー... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫
アルザス、オリヴィエ・フンブレヒト来日セミナー アルザスワインといえば筆頭に挙げられるドメーヌのひとつ、1620年まで歴史を遡ることができる(それ以前の記録は30年戦争によって灰燼にきしてしまったそうです)老舗、ツィント・フンブレヒト。その12代目当主、オリヴィエ・フンブレヒトが久しぶりに来日し、... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫