気軽に楽しんでほしいザンクト・マグダレナー プロナーホフ ※クラシコ地区の優位性を熱心に語ってくれたオーナーのシモン・ガイヤーさん。ワイナリーは祖母の両親が創業。 フィロキセラと南チロルのイタリア化、そして近年の白ワイン重視策によってこの地が大きく変貌する以前は、南チロルを代表するブドウはヴェルナッチであっ... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫
トレンティーノに行ったらホテル・ロヴェレートへ カステル・ノアルナ ※アディジェ川とロヴェレートの町を見下ろす山の上に城と畑がある。標高は320メートルから400メートル。石灰岩土壌がメインで、斑岩、石英、玄武岩、粘板岩の礫も混じる。 トレンティーノの南端、ロヴェレートの町から川を渡って山を登ると、カステル・ノアルナ... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫
トレントの地に足の着いたワイナリー マルコ・ドナーティ ※ワイナリーの前にあるラグレインの畑。樹齢は65年を超える。仕立てはペルゴラ・トレンティーノで、主枝を両側に伸ばす。株密度はヘクタール当たり700本、収量は9トン。摘房するのではなく、房の下側を切り取るグリーン・ハーヴェスト。その作業にはヘクタール当... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫
遂にリリース エルヴェ・ジェスタンのグランクリュ 昨年の秋、フォリアージュというシャンパーニュが輸入され話題になっていました。シャンパーニュ地方で”天才”、”カリスマ”コンサルタントといわれビオディナミの第一人者として知られるエルヴェ・ジェスタン氏がオーナーとして栽培、醸造を手掛けるシャトー・ダヴィ... コラム 宮地 英典 記事を見る ≫
南チロルの大手ビオの行方 アロイス・ラゲデール ※アロイス・ラゲデールの営む飲食・販売施設、パラダイスの中庭。すぐそばには山が迫る。この独特の閉塞感も南チロルならではだ。 南チロルの南端マルグリートに本拠地を置く1823年創業の巨大ワイナリー、アロイス・ラゲデールが2007年にビオディナミに転換を... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫
4000万本を超える生産量の老舗 グルッポ・メッツァコロナ ※2000年に完成した現代的な建築のワイナリー。スティル・ワイン棟とスパークリング・ワイン棟に分かれている。 メッツォコロナの町中で否応にも目立つ巨大なワイナリー、グルッポ・メッツァコロナ。1904年に設立されたイタリアでも最初期の協同組合であり、現... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫
ウェハースとワインのファミリー ロアカー ※ボーゼン北東の山中、シュヴァルホフ・エステートの中に建つロアカーのワイナリー。文献上1334年まで遡ることができる、歴史ある地所だ。 ロアカーのワインは以前から信頼して飲んでいた。1979年創業当時からオーガニック栽培を行い、ビオディナミに長年取り... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫
中道のビオディナミ マニンコール ※ボルツァーノから南に下り、カルテルン湖の手前にくると、左手にマニンコールの大きなサインが見える。湖は景勝地として名高く、周辺にはホテルも多いため、ワイナリーには観光客も多く訪れる。 オーストリア貴族ヒエロムニス・マニンコールが1608年に皇帝から土... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫
アイザックタラーのリースリング クーエンホフ ※ペーター・プリーガーさんと、次代を担う娘さん。 インスブルックからブレンナー峠を超えて南チロルに入ると、ブドウ畑が見えてくる。アイザック渓谷(イザルコ渓谷)中部にある産地、アイザックタラーである。近年日本でも注目され、数々のワインが輸入されるように... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫
イタリア最北のスパークリング ハーダーブルグ ※ポキのワイナリーの周囲にある5・5ヘクタールの畑はハウスマンホフと呼ばれ、ピノ・ネーロ、シャルドネ、ソーヴィニヨンが植えられている。夕刻に訪れたが、他の場所に日が当たっているのに、ここは日陰。 すぐ先にトレンティーノのメッツォロンバルドの町が見える... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫
マンツォーニ・ビアンコの可能性 ヴィナイオーロ・ファンティ トレンティーノのラヴィスの北、小村プレッサーノの裏道、ワイナリーがあるとは想像できないような場所に居を構える、所有畑4ヘクタールの小さな生産者。1991年が初ヴィンテージと比較的新しい。ここはチェスコーニやフォラドーリ等計10ワイナリーで構成するか... コラム 田中 克幸 記事を見る ≫